<   2008年 01月 ( 15 )   > この月の画像一覧
タリアセン・ウエスト
f0073079_14563397.jpg タリアセンは、1930年代F.LL.ライトの設計事務所兼建築学校として、ウイスコンシン州スプリンググリーンでスタートした。ウイスコンシンの緯度は北海道とほぼ同じ。すでに70代になっていたライトは、冬の寒さを避けるため、若い学生たちとアリゾナの荒野で寝袋生活をしながら住居や製図室などを自力建設した。赤茶けた岩がむき出しに転がり、様々なサボテンが林立する荒々しい環境の中、ライトは新たなエネルギーを得て、世界をあっと言わせる作品を次々に生み出した。ライトが亡くなって久しい現在でも、タリアセンでは秋と春、アリゾナとウイスコンシンの大移動を毎年行っている。

f0073079_1458326.jpgf0073079_1458291.jpg








右の地図は、縮尺、緯度をそろえて日本とアメリカを重ねもの。図中左下の赤点がアリゾナ タリアセンウエスト、右上の赤点がウイスコンシン タリアセン・イースト そのすぐ下が、最初の事務所があったシカゴ郊外オークパーク。
by handa405 | 2008-01-31 15:13 | 建築
介護
岡山徹著 「ひとり介護」 ダイアモンド社
f0073079_10424479.jpg
仲のよかった父と母を看取った介護記。 腰巻きに「おふくろ、おやじ、ありがとよ。おもしろかったぜ」とあるが、読み進むと筆者が、わがままばかり言う父につい、「早く死んじまえ」と言ってしまう場面が出てくる。
私にも同じ経験がある。当時、母が父の介護をしていた。週一度は私も田舎に帰っていたが、その時の出来事だった。その後一人暮らしになった母を東京に呼び寄せ、現在私の家族と妹の家族が交互に面倒を見ている。老人を虐待するのは、息子が一番多いのだそうだ。解る気がする。私も「おもしろかったぜ」と言えるようになれればよいのだが。
by handa405 | 2008-01-30 23:58 | 読書
環境建築読本
「環境建築」読本 日本建築家協会 環境行動委員会編 彰国社
f0073079_1457684.jpg腰巻き:「環境建築」はもはや火論の段階ではない。実践し、闘い、成果を勝ち取らねばならない。
 JIAの環境建築連続セミナーの講演記録の単行本である。この手の本は、読みにくい本も多いが、これは講演禄なのでテーマ毎の内容が適度な長さでまとまりがあり、読みやすい。環境問題に関心のある建築関係者、必読。
建築は簡単に建て替えられない。建築とエネルギー、暮らしの関係の基礎知識をおさらいしておこう。無知故の負担を地球にかけることにならないようにしたいものだ。
by handa405 | 2008-01-29 14:59 | 読書
建築技術1月号
f0073079_216392.jpg差し迫る地球温暖化は、共通意識となってきている。CO2 削減の必要性を認識している人は多いはずだ。しかし自分にも役に立つことがある、何かやろうとしている人は少ないように思う。京都議定書で、日本が6%の削減を約束しているが、達成できる見込みはほとんどないことは、いろんな記事で見かける。特に住宅建築部門の伸びは大きく削減どころか30%も伸びているのだそうだ。
「建築技術1月号 特集 激変する戸建て住宅の省エネ・エコの整理整頓」は、広範囲に見通しが取り上げられている。中身は濃い。普段あまり目にすることのない専門誌だが、住宅建築に関わる仕事をしている方には、是非目を通すことをおすすめする。建築専門書を置いている大型書店ではまた販売しているはずだ。もちろんアマゾンなどですぐ手に入る。
by handa405 | 2008-01-27 21:11 | 住宅
タリアセンの思い出
 タリアセンとは、建築家フランク・ロイド・ライトの事務所、建築学校を兼ねた共同体です。私は若かりし頃、タリアセンに留学していました。当時はライト夫人がご存命でスタッフとその家族、学生併せて70名ほどの共同生活でした。建築の仕事だけでなく、掃除や炊事など、経験豊富なスタッフも学生も分け隔てなく分担していました。アメリカ人だけでなく世界中からスタッフ、学生が集まっていて、学生の年齢も高校を卒業したばかりの10代から、実務を経験してから参加した30代まで、幅広くいろんな価値観を持った人たちがおり、F・LLライトの空間で一緒に過ごせたことは、すばらしい経験でした。
タリアセンは、ウイスコンシン州スプリンググリーンとアリゾナ州スコッツデイルの2カ所にあります。春から秋まではウイスコンシン、冬は暖かいアリゾナと年2回大移動をしていました。
私が体験したタリアセンを少しずつご紹介致します。
f0073079_2145972.jpg
f0073079_21482586.jpg

左 タリアセンイースト ウイスコンシン
右 タリアセンウエスト アリゾナ
by handa405 | 2008-01-24 22:02 | 建築
建築散歩
f0073079_2254297.jpg
カトリック目黒教会 1954年 設計アントニン・レーモンド
 日常の忙しさに追われて先延ばしにしていることがたくさんある。私の場合、見てみたい体験したい建築物がいつの間にか壊されてしまった時の残念さ。今年は新年の目標として、気になっている建物を意識的に訪ねることにした。
第一弾 レーモンドの教会
チェコ出身の建築家アントニン・レーモンドは、日本が産んだ世界的建築家であり、彼の建築事務所から日本を代表する建築家が多数輩出しました。というわけで、まずはレーモンドの目黒教会に行ってきました。
築50年以上経過しているにも関わらず、と言うかこれが本来のあり方なのでしょうが、こぶる健在でした。生き生きと使われています。

カトリック目黒教会は、山手線目黒駅徒歩3,4分。建築散歩おすすめ建築
by handa405 | 2008-01-22 23:03 | 建築
白菜のスープ
f0073079_2120310.jpg寒い季節は温かいスープがいい。ご紹介するのは簡単な白菜のスープ。
材料は、白菜、にんじん、玉ねぎ、ベーコン
1.白菜は1/8にして下ゆでする。
2.深鍋に、ベーコン、玉ねぎの輪切り、厚めにスライスしたにんじんの順で敷き並べ、最期に下ゆでした白菜を4cm位に切って並べる。
3.白菜が隠れる位まで水を加え、味付けに粒コショウ、コンソメを適当に加えて火に掛けるだけ。ベーコンの塩味、玉ネギとにんじんの甘みがマッチ。作りたてより一旦火を止めて、暖め直とより美味しい。

f0073079_21231125.jpgf0073079_21241339.jpg下ゆでした白菜、にんじん、玉ねぎ、ベーコン

深鍋に敷き並べた状態 
黒い粒は黒コショウ、茶色いキューブはコンソメ
by handa405 | 2008-01-21 21:26 | クッキング
使い続ける
学習院大学ピラミッド校舎
時代のの経過とともに設備や使い方が変わってゆくのは当然の成り行き。それでも直しながら使い続けることで建築は文化遺産になってゆく。その建物の良さを見つけることができないと、壊しちゃ作りの繰り返し、歴史がない環境になってしまう。歴史は過去のものではなく、今生きている我々も次の世代に責任があることを自覚したいものだ。
by handa405 | 2008-01-16 23:20 | 建築
にんじんフライ
f0073079_1332993.jpg ベジタリアンのレストランでエビフライが出てきた。え~ と思って食べてみたらにんじんのフライ。とってもおいしかったのでつくってみました。にんじんの皮をむき、スティック状にしてフライにしただけ。  エビフライに見える? 
にんじんが太いので、揚げただけでは中まで火が通らない。電子レンジで火を通しておくとうまくゆく。にんじんの甘みがでておいしい。簡単だからお試しあれ。
f0073079_13332228.jpg
by handa405 | 2008-01-14 13:40 | クッキング
学習院大学ピラミッド校舎
f0073079_20281657.jpg 前川圀男設計の学習院大学校舎が、取り壊されるとのことで見学会が催された。生憎の冷たい雨の中であったが、新聞報道されたこともあって、かなりの人数の見学者が集まっていた。1960年竣工、質実剛健骨太でしっかりした建築物である。空が狭くならないようピラミッド型にしたのだそうだ。コンクリートの屋根は通気層があり、室内の床は木煉瓦、椅子の下に組み込まれた暖房機は、太いパイプを露出させただけ。耐久性をしっかり見据えた設計である。設備など使い勝手が不便になってきているのだろうが、まだこんなにしっかりしている建物を壊して建て直す必要がどこにあるのだろうか。キャンパスの敷地全体は、ゆとりがありそうだし、内部事情は知らないが、こういう健全な建物を壊すのは良いことではないなと感じた。
明日(1/13)も見学会は催されています。時間の許す方は、是非足を運ぶことをおすすめします。f0073079_2034409.jpg
f0073079_20313071.jpg
by handa405 | 2008-01-12 20:38 | 建築